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断熱性能が高い家は外熱を遮断するため夏は涼しく、冬は室内の暖気を逃さないのが特徴。快適な生活を送れると同時に、家自体を守ることもできます。
断熱性能を高めるうえで注目したいのが、構造フレームを支える材料です。熱や冷気に対してすぐに温度変化する鉄に対し、熱伝導率が低いのが木。断熱性は鉄の約350倍とも言われています。
その点でSE構法の構造フレームは木(構造用集成材)なので、構造フレームそのものに熱が伝わりにくく、高い断熱性能を実現することができます。断熱材を併用することで、より断熱性能を高められます。
断熱性能とともに重要となるのが、冷暖房の効率を上げ、適切かつ効率的な換気を行うために必要な性能である気密性です。気密性とは隙間がたくさんあるのか、少ないのかという、家の密閉性を表します。
どれだけ断熱性能に優れた構造材や断熱材を使った家でも、隙間が多ければ外気が入って室温を保てなくなったり、空気の流れとともに熱や水蒸気が出入りしてしまったりなど、断熱性が機能しなくなってしまいます。
気密性を高めることで、省エネや快適性の向上につながるほか、ヒートショックの原因ともなる室内の温度差を解消したり、湿度を安定したりすることもできます。
鉄骨住宅と木造住宅を気密性で比べてみましょう。鉄骨造は構法としての特性などが要因となって、気密性能を高めることに限界があります。木造住宅は鉄骨住宅より柱や壁根が多くなります。そのため、木造工法の方が気密性に優れていることになります。
SE構法は一般的な木造工法とは構造に対する考え方は異なるものの、木造住宅と同じですので、鉄骨造に比べると気密性能を高めることができます。
高温多湿の気候風土である日本では、湿度対策は欠かせません。室内と外気の温度差によって生じる結露ですが、実は2種類あるのをご存じですか?
一般的に「結露」といえば、冬場などに窓ガラスやアルミサッシ、天井などに発生する水滴のことを呼びます。これは「表面結露」といいます。
これに対して、建物の床下や壁の中など、内部で発生する結露があります。これを「内部結露」といい、発生する場所は目につきにくいこともあって、未然に防ぐには家自体の対策が必要となってきます。
SE構法は木を使用しているため、熱伝導率が低く保湿性が良いのが特徴です。さらに木は湿度が高くなると湿気を吸収し、乾燥すると湿気を吐き出すという調整機能を持っています。こういった特徴によって、結露が発生しづらくなっています。
前述のとおり、SE構法は構造フレームを支える材料が木のため、熱伝導率が低いのが特徴です。そのため、鉄骨造に比べて断熱材との併用で断熱性能が高くなります。
断熱性能はもちろん、優れた耐震性と広い空間設計がSE構法の魅力。吹き抜けのある広いリビングや大きな窓の家、愛車を眺められるビルトインガレージなど、こだわりが詰まった家を建てたい人におすすめの構法です。
WHALE HOUSEは兵庫県で唯一全棟SE構法を採用する工務店です。大空間と耐震性の高さを保証するそのSE構法をベースにデザイン性と性能の高い家を手掛けており、ハウスメーカーを経験した彦坂社長を筆頭に、設計事務所出身の敏腕設計士、大手ゼネコンの元社員など、スペシャリストが揃っています。それぞれの経験や知恵、技術を結集し、彼らが届けるのは、「なんとなくいい家」ではなく、「渾身のいい家」。ワクワクと楽しさも両立しながら、遊び心のあるプランを提案してくれる会社です。
参照元:WHALE HOUSE公式HP(https://www.whalehouse.co.jp/concept/library/se構法/)