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SE構法の坪単価

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家を建てる時に避けて通れないのが費用面の問題ですよね。SE構法で建てる家は自由度も耐震性も高い反面、坪単価が高くなると言われています。

こちらではSE構法が木造住宅と比べてどれくらい高いのか、またなぜ高くなるのかを解説します。

SE構法のデメリットはコストが高くなること

SE構法は、従来の木造住宅などを比べてコストが高い傾向にあります。具体的には、躯体工事費だけでも1坪あたり2~3万円程度高くなるため、30坪の住宅を建てる場合は単純計算で60~90円ほど高くなってしまいます。

SE構法は構造用集成材や特殊な金物を使用しており、そこに構造計算費用などもプラスされるため、自ずとコストがかかってしまうのです。

SE構法の坪単価が高くなる理由

使用する建材が高いため

SE構法では専用のSE金物や集成材を使用するので、一般的な構造よりも建材費が高くなります。SE金物は構造部の接合に必要な部材ですし、集成材も耐震性を高めるのになくてはならない建材です。どちらも高価なもののため、SE構法を採用すると費用が高くなるのです。

SE構法で使用される基礎部分の建材

一般的な木造工法は、基礎の立ち上がり部も耐圧部も15cm程度の厚みを採用しています。一方で、SE構法の場合は立ち上がり部が17cm、耐圧部は18cmとやや厚めです。

基礎の体積を木造工法と比べると立ち上がり部で13%、耐圧部で20%も大きく、そのぶん見積もり費用も高くなります。

SE構法で使用される柱・土台・金物

h4 SE構法で使用される柱や土台も基礎部分と同様に、一般的な木造工法よりも大きくできています。具体的に、SE構法で使われる集成材は12cm幅ですが、木造工法の柱は10.5cm程度です。

また、金物の厚みに関しては木造工法が3.2mm程度であるのに対し、SE構法では6mm程度と非常に厚く、価格も倍以上かかるでしょう。

SE構法で使用される面材耐力壁

木造軸組工法で使用する面材耐力壁では、JAS特類2級を使用していますが、SE構法はよりグレードの高いJAS特類1級を使用しなければなりません。

JAS特類1級の面材耐力壁は3方向からの強度試験をクリアしており、JAS特類2級の面材耐力壁は1方向からの強度試験しか行われないため、SE構法で使用する素材の方が品質や耐久面が良く、そのぶん価格が高くなるのです。

構造計算を行うため

一般的に構造計算が必要な建物は、「3階建て以上の木造建築」や「2階建て以上の鉄骨または鉄筋コンクリート造」です。しかし、SE構法の場合は全棟構造計算を実施するため、構造計算費用が発生します。

ただ、木造軸組工法の構造計算を行う場合の相場は15万円~20万円程度。一方で、SE構法の構造計算費用の相場は10万円~15万円程度とやや安くなります。

まとめ:後悔しない選択を

SE構法には、「耐震性能が高く安心して暮らせる」「自由度の高い空間設計が可能」「柱のない広々リビングがつくれる」などたくさんのメリットがあります。多少高くても、そのコストに見合う性能を持っており、SE構法を採用するメリットは十二分にあるでしょう。

ただ、木造住宅に比べるとコストがかかってしまう…というのも事実。当サイトでは自信をもってSE構法をおすすめしていますが、「坪単価が2~3万円高くなるなら諦める…」という人もいるでしょう。最終的にどちらを選ぶかは人によりけりです。

生涯に一度の大きな買い物だからこそ、よく検討してみてくださいね。

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引用元HP:WHALE HOUSE公式HP
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WHALE HOUSEは兵庫県で唯一全棟SE構法を採用する工務店です。大空間と耐震性の高さを保証するそのSE構法をベースにデザイン性と性能の高い家を手掛けており、ハウスメーカーを経験した彦坂社長を筆頭に、設計事務所出身の敏腕設計士、大手ゼネコンの元社員など、スペシャリストが揃っています。それぞれの経験や知恵、技術を結集し、彼らが届けるのは、「なんとなくいい家」ではなく、「渾身のいい家」。ワクワクと楽しさも両立しながら、遊び心のあるプランを提案してくれる会社です。
参照元:WHALE HOUSE公式HP(https://www.whalehouse.co.jp/concept/library/se構法/)

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