このサイトは 「WHALE HOUSE」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
リビング階段は、家族が集まるリビング空間を通るように設計された階段のことを言います。
LDK一体型の住まいなどで採用されることが多く、家族同士が顔を合わせやすい動線を生み出すだけでなく、日々のコミュニケーションを深めたい方に人気のレイアウトです。
近年は吹き抜けや大開口の窓と組み合わせ、開放感を演出するプランも増えており、こうした設計は家族の存在を感じやすく、子どもの成長を見守りたい世帯にも好まれています。
一直線に伸びるシンプルな形状の階段で、限られたスペースにも設置しやすいのが特徴です。
構造がシンプルなためコストを抑えやすく、動線がスムーズで昇降しやすいメリットはありますが、階段の途中に踊り場がないため、高さがある場合は安全面への配慮が必要です。
途中に踊り場を設け、方向転換をする階段です。
動線がコンパクトになり、上り下りの安全性が高まる点だけでなく、階段下を収納スペースとしても活用しやすく、スペースの有効活用にも適しています。
視線を遮りやすいため、リビングの開放感を保ちつつ適度なプライバシーも確保できます。
階段途中で90度に曲がる形状の階段です。
直線階段よりも省スペースで設置でき、踊り場があることで昇降時の安全性も向上します。
デザイン性が高く、リビングのアクセントとして活用できますが、曲がり角部分がやや狭くなるため、家具の搬入や移動の際には注意が必要です。
円形に回りながら上がるデザイン性の高い階段です。
設置スペースを最小限に抑えつつ、おしゃれな印象を演出できます。
スチールや木製など素材の選択肢も豊富で、インテリアのアクセントにも最適ですが、踏み面が狭くなるため昇降時の安全対策が求められ、小さな子どもや高齢者のいる家庭では注意が必要です。
踏み板の下に蹴込み板がなく、光や風を通す開放的なデザインの階段です。
リビングの圧迫感を軽減し、空間を広く見せる効果があります。
モダンなインテリアとの相性が良く、デザイン重視の住宅に適していますが、隙間があるため小さな子どもがいる家庭では転落防止策が必要になります。
リビング階段の最大の魅力は、家族同士が自然と顔を合わせる機会が増えることにあります。
特に2階に子ども部屋を設ける場合、子どもが部屋にこもりがちになるのを防ぎ、毎日のちょっとした会話や挨拶がしやすくなります。
階段が視界に入ることで空間に奥行きや開放感をもたらし、リビングのデザイン性を高める効果や、階段を中心に家具の配置や照明計画を工夫すれば、おしゃれなカフェ風やホテルライクな演出もしやすく、住まい全体の統一感を高めることにつながります。
家族が集う場所を軸にプランニングするため、来客時も階段周辺が自然と目に入りやすく、住まいの印象を左右する大切なポイントになります。家の中心を飾る存在としても活かせるのが、リビング階段の魅力ではないでしょうか。
リビング階段のデメリットとしてまず挙げられるのが、冷暖房効率の低下です。
階段を通じて空気が上下階に流れやすく、冬場は暖かい空気が2階に逃げてしまいがちですし、夏場は冷房が効きにくくなる可能性があります。
加えて、音やにおいが階段を通じて広がりやすく、リビングでテレビを視聴している音が2階まで届く・キッチンの調理臭が寝室にまで回り込むなど、プライバシー面で不便を感じるケースもあります。
来客時には家族が2階へ上がる様子がリビングを通るため、生活感を見られたくない場面では少し気を遣うこともあるでしょう。
これらの懸念点を補うためには、ドアや仕切り、断熱性能の高いサッシなどを活用し、空調とプライバシーを確保する工夫が求められます。
リビング階段は、家族のコミュニケーションを促し、開放的な空間を演出する魅力的な設計です。
冷暖房効率やプライバシーの確保などの懸念点もありますが、安全性や耐震性を重視するなら、柱や壁に依存しない強固な構造を実現するSE構法との組み合わせが有効です。
大開口の吹き抜けやスケルトン階段といったデザイン重視の要望も安心して採用できますので、「建てたい家を建てる」ことを諦めずに、デザイン性と機能性を兼ね備えた理想のリビング階段を計画しましょう。
WHALE HOUSEは兵庫県で唯一全棟SE構法を採用する工務店です。大空間と耐震性の高さを保証するそのSE構法をベースにデザイン性と性能の高い家を手掛けており、ハウスメーカーを経験した彦坂社長を筆頭に、設計事務所出身の敏腕設計士、大手ゼネコンの元社員など、スペシャリストが揃っています。それぞれの経験や知恵、技術を結集し、彼らが届けるのは、「なんとなくいい家」ではなく、「渾身のいい家」。ワクワクと楽しさも両立しながら、遊び心のあるプランを提案してくれる会社です。
参照元:WHALE HOUSE公式HP(https://www.whalehouse.co.jp/concept/library/se構法/)